ST-A

私たちは、日本の社会インフラの点検・修繕、改修管理技術の向上を目指します

デジタルの力を活かした点検・修繕、

改修管理技術で日本の社会インフラを守り

より安全で持続可能な社会の実現へ

活動内容

ACTIVITIES DETAILS

当協会は、デジタル技術を核とした以下の活動を通じて、業界の発展と技術の普及に貢献し、業界の成長を支える一翼を担ってまいります。
  • Activities1

    デジタル技術の普及活動

    最新のデジタル技術を活用し、業界業務の効率化と品質向上を推進します。

  • Activities2

    デジタル技術の開発・アップグレード

    最新のデジタル技術を開発・アップグレードし、高品質なサービス提供の実現を推進します。

  • Activities3

    デジタル技術の運用

    デジタル技術の円滑な運用体制を整備し、効果を最大化するためのサポートを推進します。

  • Activities4

    デジタル技術者の育成

    業界で活躍できるスキルを持つ人材の育成を行い、技術革新を支える人材の確保を推進します。

業界の課題

ISSUE

今後加速度的に増加する老朽化建物

以下グラフは、2013年から10年毎に増加していく築40年以上の老朽化建物の数を示しています。日本の社会インフラは老朽化が進み、地震や風水害などの自然災害に対する脆弱性も高まる中、定期的な点検により老朽化や損傷を早期に発見し、適切な修繕・改修を行うことで、インフラの寿命を延ばし、社会全体の安全性を高めることが必要です。

2013年
2023年
2033年
2043年

今後の老朽化建物の増加数の推移(国交省推計)

課題解決に向けた施策

TECHNOLOGY

当協会では、業界が直面するさまざまな課題を解決するために、最先端のデジタル技術を積極的に活用しています。効率化、品質向上、安全性の向上を実現し、持続可能な社会インフラの維持に貢献します。

1.点検・修繕、改修管理技術のデジタル化の推進

最新のAI・自動化技術で、点検帳票、赤外線・可視画像解析、施工管理ツールなど、各種点検技術のデジタル化を実現し、効率的かつ安全なインフラ管理をサポートします。

1.

点検帳票ツールのデジタル化

スマートST

従来の紙図面を使った調査からデジタル管理へ。スマートSTなら、打診調査の結果をタブレット上で簡単に記録・共有でき、報告書作成時間を約89%削減!業務の効率化と脱炭素にも貢献する、次世代の建物調査ツールです。

<開発者> 有限会社スギテック

2.

赤外線調査熱画像解析のAI化

スマートタイルセイバー

AIでタイル浮きを短時間で高精度に検知し、従来の赤外線の解析負担を大幅に軽減。作業時間の短縮とコスト削減を実現します。建物の長寿命化と維持管理の効率化に貢献する、次世代のタイル点検システムです。

<開発者> 株式会社竹中工務店・有限会社スギテック

3.

可視画像解析のAI化

スマートクラックチェッカー
スマートルーフセイバー

赤外線カメラを活用した外壁調査は、目視では見えない浮ききやひび割れを迅速かつ正確に検出できます。足場不要でコスト削減&安全性向上を実現。早期発見・早期対応で建物の寿命を延ばし、安全な環境を守ります。

<開発者> 株式会社竹中工務店・有限会社スギテック

4.

修繕、改修施工管理帳票ツールのデジタル化

スマートST出来高管理システム
トレーサビリティシステム

スマートSTの拡張機能である出来高管理システムで、出来高・進捗管理を容易にします。また、材料出荷から消費までを追跡するトレーサビリティシステムで、効率的で透明性の高い施工管理が実現します。

<開発者> 株式会社奥村組・有限会社スギテック

5.

その他点検技術の自動化、デジタル化

吸引型壁面天井走行ロボット

コンクリート構造物の壁面や天井に吸着走行できるロボットを活用した鉄筋探査業務により、高所作業の省力化が実現。従来の人力作業を簡略化する事ができ、効率的な作業が可能になります。

<保有者> 有限会社スギテック

2.人材不足問題解決の推進

デジタル技術やAIを活用できる専門家を育成するとともに、業務の効率化を進めることで、人材不足の課題解決を目指します。最先端技術の導入により、省人化と生産性向上を両立し、持続可能な業界の発展に貢献します。

1.

デジタル、AI技術を活用できる専門家の育成

デジタル技術やAIを活用できる専門家の育成を推進し、建設業の効率化や品質向上を支える人材を育てます。技術の習得を通じ、現場の課題解決に貢献できるプロフェッショナルを育成します。

2.

デジタル、AI技術の効率化による人材不足の解消

デジタル技術やAIの活用により、業務の効率化を図り、人材不足の課題を解決します。自動化や省力化により、限られた人員でも高精度な作業を実現し、持続可能な労働環境を構築します。

3.脱炭素化の推進

デジタル技術やAIを活用したペーパーレス化により、業務効率を向上させながらCO2排出を削減します。さらに、修繕・改修には環境負荷の少ない材料や工法を採用し、持続可能な脱炭素社会の実現を目指します。

1.

デジタル、AI技術の活用によるペーパーレス化でCO2を削減

デジタル技術やAIの活用により、書類の電子化を推進し、ペーパーレス化を実現。紙の使用を削減することで、CO2排出の抑制と業務の効率化を同時に達成します。

2.

修繕、改修にCO2削減を考慮した材料、工法の使用

修繕・改修において、環境負荷の少ない材料や工法を採用し、CO2排出の削減に貢献します。持続可能な建築を目指し、資源の有効活用と省エネルギー化を推進します。

協会の概要

OVERVIEW

協会名 構造物維持保全技術協会
所在地東京都港区港南2-16-1 品川イーストワンタワー7階
会 長梅田 幸一
連絡先TEL. 03-6894-4075
FAX. 03-6894-4077
目 的 デジタル技術を活用して、構造物の維持保全業務の効率化、品質向上、安全性の向上、およびCO2削減を目指しています。これにより、持続可能な社会の実現を支援します。
会員資格当協会の活動内容に賛同し、入会申込をおこなった個人および団体が会員として登録されます。
会 費会員:年間60,000円
会費は協会の運営資金に充てられます。
役員構成 会長・副会長・事務局長・会計・幹事
会 議総会(年1回開催)、役員会
会計年度毎年3月1日から翌年2月28日まで
規約改定規約の変更は、会員の過半数の賛成を得て総会で決定されます。